せどり屋の夫婦~せどりで家族3人食べてます~

大吉と小夏のせどり夫婦です。ある地方都市でせどりを始めて7年目。かなり自由に暮らしてます。

価格改定の落とし穴

旦那の大吉です。

amazonに出品していると、出品者間の価格競争の激しさ・厳しさを実感することになるわけで。もたもたしていたら、あっという間に価格は下がり、最初にもくろんでいた利益が減ってしまうのはまだまし、下手したら売れ残ったり、赤字になるケースも。

自分もせどりを始めた頃は、こうした価格競争にデリケートになっていたもの。毎日のように価格を改定していた。価格改定ソフトも導入し、常に自分の商品が最安値なるよう努めていた。

が、数年前から価格改定にキリキリしなくなった。改訂する頻度を緩めていき、今では本格的にやるのは年に数回、あとは気になる商品を気づいた時にチェックする程度である。それも自動改訂ではなく、手動による改訂を基本にしている。

なぜか?

確かに、ソフトを用いた、こまめな価格改定のメリットは大きい。が、デメリットもあるからだ。例えば、最低価格に設定を合わせてしまうと、ソフトの機能や設定によっては、「可」の商品に価格を合わせてしまうこともあるし、最低価格と二番手価格の差が大きい商品の場合も、最低価格に合ってしまう(最低価格が1000円で、二番手価格が2500円だとすると、1000円や1001円に設定されてしまう)。それで利ざやが減るくらいなら、売れるのが遅れても、高値で売れるのを待つことにしたのである。

また、DVDやCDによくあるケースなのだが、レンタル落ちや特典がなく、本来は「可」とすべき商品を「良い」で出品されているケースもある。そんな商品に真の「良い」商品の価格が合ってしまうのも困るし、そのあたりのチェックが必要になる。

実際問題、こまめに改訂していた時と、現在のようにあまり熱心ではない時の売り上げにそれほど大きな開きはない気もする。

あくまで自分のスタイルなので、そうでない同業者を批判するつもりはないが、安売り合戦に参入することで、結果的に自分の首を絞めることになるのは避けたいと思っている。